日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 35,901.79円 △324.68円
為替 1ドル=145.27円
売買高(東証プライム、以下同) 17億0,296万株
売買代金 4兆0143億58百万円
値上り銘柄数 1,301銘柄
値下り銘柄数 321銘柄
騰落レシオ(25日) 129.25%

市況概況

割安銘柄買いや踏み上げ相場もあって今日も上値追い

週末の米国市場はまちまちで今晩は休場という状況のなかで方向感に乏しい始まりとなった。上がれば売られ、下がれば買われると言うような状況だったが、下げ渋りから買戻しが入ると上がるから買うという展開となり、総じて堅調となった。割安感が強い銘柄などが東証の構造改革期待などから買われ、空売りが積み上がっているものが踏み上げられたという展開で堅調な地合いとなった。

昼の時間帯は先物の買戻しが見られ、後場に入るとさらに上値を試す動きとなった。ただ、さすがに36,000円をつけると手仕舞い売りを急ぐような展開となり、達成感からの売りも重なり上げ幅縮小となった。それでも売り急ぐということでもなく、値持ちも良く、売り買い交錯しながらTOPIXは大幅高水準、日経平均は大幅高までは一歩届かずの引けとなった。

小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く上値の重い展開となった。先週と同様に前場は売られ、後場に買い戻されるという状況で目先筋が中心と見られ、最後まで堅調ながらも上値の重い展開となった。先物は散発的な買いが入り指数を押し上げる場面もあったが、買いが続かず最後は手仕舞い売りもかさんで右往左往する結果となった。

引き続き上がるから買うという状況だが、さすがに過熱感もあり、手詰まり感も出ている。今晩は米国市場も休場で上げ一服となったが、売り急ぐということでもなかった。ここからは決算動向などに反応することになるのだろうが、日銀の金融緩和継続を織り込んだ形でもあり、上値の重さを確認しての調整となるのだろう。日柄の調整か値幅の調整か買戻し一巡となったものから売られるのだと思う。

テクニカル分析

日経平均

三空飛び上げには売り迎えということだったが、本日も堅調となった。移動平均線からの乖離も大きく、いったんは調整となるのだと思う。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。