中国の人口がさらに減少 2100年には現在の半数にまで減少との分析データも
(画像=「セブツー」より引用)

中国の人口がまた減少した。中国国家統計局が1月17日に発表した2023年末の人口は14億967万人で、2022年末から208万人減少し、2年連続で人口減となった。2020年に1004万人だった登録出生数は、2023年に902万人となり、1000万人を割り込んだ。

中国は1980年代に人工抑制策として「一人っ子政策」を導入してきたが、急速な少子高齢化で2016年にすべての夫婦に2人目の出産を認める政策に転換、さらに2021年には3人目の出産を認めて事実上、産児制限を撤廃している。

中国も日本同様、高齢化と少子化の問題に直面している。ワシントン大学研究チームによると、2100年には中国の人口は現在のほぼ半数の7億3200万人にまで減少しているという分析データもある。