2023年は500の模倣品サイトが閉鎖!「ディーゼル」の模倣品の撲滅活動が着実に成果
(画像=「セブツー」より引用)

「ディーゼル(DIESEL)」は1月30日、昨年一年間で中国やトルコ、コソボなどで合計8万点におよぶ「ディーゼル」の模倣品が押収され、オンラインプラットフォームにおける2万7000点の模倣品リスト、さらに500の「ディーゼル」の模倣品サイトが閉鎖されたと発表した。ブランドのクリエイティブと組織的な知的財産を保護し、消費者が模倣品と気付かずに購入してしまうことを防止するために、「ディーゼル」はグローバル市場を継続的に監視しているが、着実に成果をあげている。

2017年春には「ディーゼル」の製品が真正品か模倣品かを確認することができる認証システムを導入しており、こうしたシステムも模倣品の撲滅に貢献しているようだ。デニム・コレクションの認証からまず始まったシステムは、2021年秋にはすべての「ディーゼル」製品に適応されている。

ブランドにとって模倣品の氾濫は深刻な問題だ。劣悪な素材で作られた模倣品が非常に安価で出回ることは、ブランド価値を毀損するだけでなく、誤認購入者の不利益にも繋がる。模倣品に対する取り締まりは国際的にも強化されており、水際でも多くの模倣品が押収されるなどしている。「ディーゼル」もこれまでの取り組みの結果、市場に出回る「ディーゼル」の模倣品の数は大幅に減少したという。

OTBグループ会長であり「ディーゼル」の創始者であるレンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)は「偽造は企業が大きな成功を収める際に直面するリスクのひとつです。ディーゼルが積極的な対策を講じ、高度な技術を駆使してこのような侵害行為に対処していることを大変誇りに思います」と述べている。