ロレアルが「ミュウミュウ」と独占ライセンス契約を締結 2025年にまずフレグランスを発売
(画像=「セブツー」より引用)

ロレアル(L’Oreal)は2月9日、プラダグループ(PRADA GROUP)のブランドである「ミュウミュウ(Miu Miu)」のビューティー製品の開発と販売に関して、全世界での長期ライセンス契約を結んだと発表した。

世界最大の化粧品会社であるロレアルグループは、本社をパリに構え、「シュウ ウエムラ(shu uemura)」や「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」の化粧品、「ランコム(LANCÔME)」などを傘下に置く。また2023年4月には、オーストラリア発のスキンケアブランド「イソップ(Aesop)」も買収している。

「ミュウミュウ」と同グループである「プラダ(PRADA)」も、2021年1月からロレアルと長期的なビューティライセンスを締結しており、2022年には香水「プラダ パラドックス(Prada Paradoxe)」を、2023年にはメイク&スキンケアアイテムを発売している。

今回の契約締結について、「ミュウミュウ」のCEOであるベネデッタ・ペトルッツォは「ロレアルのように個性的で美容製品業界をリードする企業と、このようなパートナーシップを発表できることを嬉しく思う。この新たなチャプターは、ミュウミュウブランドの成長を持続させるとともに、このカテゴリーにおけるミュウミュウのポテンシャルを存分に引き出すものとなるだろう」とコメントした。

また、ロレアル リュクス事業本部のプレジデントであるシリル・シャビュイは「過去数年に渡り、私たちはプラダチームと非常に強力なパートナーシップを築くことに成功した。私たちは今、ミュウミュウを迎え入れ、そのビューティにおける卓越したポテンシャルを共に解き放つことに心を躍らせている。無限の創造性と実験性とに支えられ、ユニークなポジションを確保しているミュウミュウは、アイコニックなブランドを揃えるロレアル リュクスのポートフォリオに完璧にマッチするブランドであり、私たちがフレグランスの世界で築いてきた世界的なリーダーシップを強化してくれるだろう」と話した。

ロレアルグループが手掛ける最初の「ミュウミュウ」のフレグランスは、2025年に発売される予定。