日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 37,703.32円 ▼260.65円
為替 1ドル=150.54円
売買高(東証プライム、以下同) 20億1,677万株
売買代金 5兆1900億11百万円
値上り銘柄数 324銘柄
値下り銘柄数 1,319銘柄
騰落レシオ(25日) 99.02%

市況概況

米国株安を受けて売られたが、買戻しもあり下げ渋り

昨日の大幅高の反動や米国株の急落を受けて本日の日本市場は売り先行となった。夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られていたこともあり、昨日大きく上昇した銘柄などを中心に売り気配から始まるものなども見られた。

ただ、半導体関連銘柄など日経平均に影響の大きな銘柄は買戻しも入って堅調となるものなども見られ、TOPIXは大幅安となったものの、全面安のなかで日経平均は下げ渋りとなった。

昼の時間帯も特に動きは見られず、後場も買い戻しなどから下げ幅縮小して始まった。それでも戻りが鈍いとなると再度売り直されるような場面も見られ前場の安値を下回る場面もあった。逆に前場の安値を下回ると今度は買い戻しが入り前場の高値水準を意識するところまで下げ幅を縮小した。ただ、さすがに戻り切らないとなると最後は見切り売りに押されて上げ幅縮小しての引けとなった。

小型銘柄も買い戻しや幕間つなぎ的な買いが入り堅調なものが見られた。グロース250指数やグロース株指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いも特に見られず、多少指数を動かす場面もあったものの上がれば売られ、下がれば買われるというような方向感に乏しい展開となった。

米国株の下落の割には下げ渋り感が強い相場となった。ただ、ファーストリテイリングとアドバンテストだけということで空売りの買戻しに過ぎないのではないかと思う。

これだけ下がっている相場のなかで高いから空売りが積み上がり、買戻しが入るから高いというだけだろう。買戻し一巡となれば売り直されるのだと思うし、少なくとも全体として最低でも日柄の調整は見られると思う。

テクニカル分析

日経平均

上がり過ぎの反動もあり調整感が出ている。25日移動平均線あたりまでの調整があるのかもしれない。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。