【熊本】天草パールライン/国道266号線
〜 5本の橋からなる絶景ルート 〜
熊本市から天草諸島の下島を結ぶ国道266号のうち、宇城市三角(みすみ)から天草五橋をわたって上島に渡る区間を、橋でつながれた島々を真珠のネックレスに例えて天草パールラインと呼んでいる。
熊本市方面からは、宇土半島を南北の海岸線の道路のいずれかで向うことになる。いずれも海岸を走る爽快ロードだ。そしてみすみICからいよいよ天草五橋の1号橋(天門橋)がはじまり、島の合間を紡ぐようにして道路を走る。残念ながらバイクに乗った状態では天草松島の全景を楽しむことはできないが、橋と島が連続する2号~5号橋は海を見ながらの爽快な区間。それぞれの橋のたもとには展望地が用意されている。一番の展望地が天草4号橋(前島橋)の松島展望地で、ここは写真撮影スポットとしても有名だ。
天草ということで、天草・島原の一揆(最近は乱という表現は教科書ではしない)の中心人物の天草四郎関係の博物館や銅像があちこちにある。
天草下島へは、走り重視なら展望は少ないが尾根伝いを走る天草上島中央広域農道(オレンジライン)。景色も楽しみたいなら、北側海岸線を走る国道324号線がよい。特に夕陽の時刻なら絶対お薦めだ。