雑誌「JELLY」が2024年2月発売号をもって休刊
(画像=「セブツー」より引用)

文友舎が発行するファッション雑誌「JELLY」が、2024年2月17日発売の4月号をもって休刊した。

「JELLY」は、1998年から2016年まで刊行されていたギャル雑誌「Ranzuki」の姉妹雑誌として2006年4月に創刊された。これまで森摩耶や山本優希、井桁弘恵らが在籍し、辛口でクールなギャルファッションを主軸として扱ってきた。

最終号となる4月号では、2014年から専属モデルを務めたNiki(丹羽仁希)が表紙を務め、Travis Japanの中村海人と松倉海斗が登場。歴代モデルへのインタビューなど、これまでの「JELLY」の歴史を振り返る企画をラインアップした。

「JELLY」の姉妹雑誌である「Gina」も、2023年10月7日発売の11月号をもって休刊しており、文友舎の刊行する女性ファッション誌はプラスサイズ向け雑誌の「la farfa」のみとなる。

最近では、ティーン向けファッション誌「Popteen」が、ウェブ版へ移行することを2月1日に発表したことも記憶に新しい。月刊誌は2023年12月28日に発売した2月号で事実上休刊した形となっている。

紙媒体需要の縮小に伴い、雑誌の休刊ラッシュは今後も続くだろう。休刊する雑誌のほとんどが、ウェブメディアへの移行やSNSコンテンツの強化を行っており、デジタル化に適応せざるを得ない出版業界の現状を物語っている。