減り続ける新生児 2023年の出生数が過去最少の75万人
(画像=「セブツー」より引用)

厚生労働省が2月27日に発表した人口動態統計(速報値)によると、2023年度の日本の出生数は75万8631人となり、統計を取り始めてから過去最少を更新した。出生数は、第1次ベビーブームの1947年からの3年間に年間約260万人を記録したが、2016年に100万人を割り込むと、減少の一途を辿り2023年度は前年から5.1%の減少となった。2008年の1億2808万人でピークを迎えた日本の人口は2050年前後に1億人を割り込むと言われているが、その減少ペースが今後さらに加速しそうだ。新生児向けの衣服市場も縮小は避けられず、撤退を余儀なくされるブランドが今後出てくる可能性は高い。