日経平均 | 38,820.49円 ▼868.45円 |
為替 | 1ドル=147.06円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 22億1,958万株 |
売買代金 | 5兆2687億62百万円 |
値上り銘柄数 | 232銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,398銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 101.04% |
市況概況
いくつかの売り要因が重なって大暴落!!
週末の米国株が大幅安となったことから夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく売られ、本日の日本市場は売り先行となった。
寄り付きから半導体関連銘柄などが売り気配を切り下げて始まり、日経平均は節目と見られる39,000円を下回った。寄り付きの売りが一巡となった後も戻りが鈍いとなると売り直され、安値を試すような形で前場の取引を終えた。
昼の時間帯には若干下げ渋りも見られたが、後場に入るとさらに売り急ぐ展開となり、さらに下値の目途となる38,500円水準まで一気に売られた。
さすがに38,500円を割り込むと買戻しも入り下げ渋ったように見えたが、それでも暴落には違いないような大きな下げとなった。買われすぎとなっていた半導体関連銘柄などを中心に日経平均主導での下げとなった。配当取りの持高調整の売りも大きく下押す要因であり、円高を嫌気する動きもあり、大きな下落となった。
小型銘柄も手仕舞い売り、見切り売りに押されて大きく下げるものが目立った。グロース250指数やグロース株指数は大幅安となった。先物は現物売り、先物買いの動きは見られたものの安くなったから買うということで下支えにはならなかった。さすがに最後は買戻しで指数を押し上げる場面もあったが、あくまでも目先的な買戻しということだったようだ。
米国株安だけでなく、期末の配当取りの持高調整などもあって大きな下げとなった。期末特有の動きもであるが下値模索という状況には変わりないだろう。半導体関連銘柄など売られすぎた銘柄などはまだまだ戻れば売りということであり、上値の重さ、戻りの鈍さを確認しては下値を試すような動きが続くと思われる。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線や基準線を意識したところで下げ渋りとはなったものの、下値模索には違いない。まだまだ25日移動平均線や基準線を下回るような場面も見られるのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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