日経平均 | 39,598.71円 ▼492.07円 |
為替 | 1ドル=148.65円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 22億6,601万株 |
売買代金 | 5兆9212億06百万円 |
値上り銘柄数 | 675銘柄 |
値下り銘柄数 | 929銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 104.75% |
市況概況
金融緩和の終了が懸念されて大幅安
米国株が高く夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったことから本日の日本市場は買い先行となった。
ただ、寄り付きの買いが一巡となった後は目先的な過熱感が強いことや円高を嫌気する動きも見られ上げ幅を縮小となった。それでも意外に値持ちも良かったのだが、マイナス金利解除が早まると報じられたことで売り急ぐ展開となった。買われすぎ感も強かったことからいったん売られると大きな下げとなった。
昼の時間帯には買戻しも入り下げ渋りとなり、後場に入っていったん安値を割り込んだもののすぐに買い戻されて戻り歩調となった。それでも戻りが鈍いとなると売り直されるという状況で結局は大きな下げとなった。節目の一つと見られる39,500円~600円水準では底堅さも見られたものの戻り切らず大幅安となった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものなどもあり、グロース250指数やグロース株指数は日経平均ほどの下げとはならなかった。先物はまとまった売りが散発的に見られ指数を下押す場面もあった。特に売り急ぐということでもないが、限月交代ということもあり、まとまった売りが出ると大きく下げることになった。
金融緩和の終了が取りざたされたり、円高に振れるとさすがに買われすぎ銘柄の売りが出るということだ。そもそも買われすぎていたということでもあり、買戻し一巡となったものから売られることになるのだろう。
先物・オプションSQ(特別清算指数)算出が終われば、決算月ということで空売りもし難くなるのだろうし、金融政策決定会合も気になり、手仕舞い売りに押されるものがさらに増えるのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
大きな陰線での包み足となり、いったん高値を付けたという形になった。今度は25日移動平均線あたりまでの調整は見られるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。