日経平均 | 40,090.78円 ▼6.85円 |
為替 | 1ドル=149.90円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 19億9,682万株 |
売買代金 | 5兆1232億38百万円 |
値上り銘柄数 | 1,200銘柄 |
値下り銘柄数 | 402銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 103.56% |
市況概況
米国株安を受けて売り先行もTOPIX買いで堅調
米国株が大幅安となり、夜間取引で日経平均先物が売られたことから本日の日本市場は売り先行となった。
昨日の安値を下回って始まったあとは買戻しも入り底堅さも見られ、底堅さが見られると買戻しを急ぐ動きも見られて下げ渋りとなった。さすがに40,000円の大台を大きく下回って始まっただけに40,000円を超えると売られるというような状況だったが、売り直されることもなく値持ちの良い展開となった。
昼の時間帯も値持ちの良さや香港市場の上昇などもあって買戻しが入り、後場に入ってからも売り難さが見られて値持ちの良い展開が続いた。
売られないから買うというような動きも見られ、昨日の終値を上回って堅調な展開となる場面もあった。昨日と同様にTOPIX型での買いが見られ、主力銘柄を中心に下げ渋りとなった。最後は手仕舞い売りに押されたものの40,000円台を維持しての引けとなった。
小型銘柄も出遅れ感や幕間つなぎ的に買われるものも多く、総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高となった。先物はまとまった売りも見られず、限月交代での持高調整が中心で指数を大きく動かすような動きは見られなかった。
米国株が売られた割には堅調な展開となった。特に半導体関連銘柄が買われているということでもなく、TOPIXが買われ、バブル後の高値更新となっており、半導体関連銘柄だけでなく出遅れ銘柄の物色も見られる。
物色の広がりは見られるので日経平均も売り難く値持ちが良いから買われるというようなものも多くなっているのだろう。決算月での買戻しなども見られると思われ、買戻し一巡となったものから売り直されるのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
今日も陽線ではあるものの上値も重いが移動平均線からの乖離もまだまだ大きく、上値の重さが嫌気される場面もありそうだ。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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