日経平均 | 39,688.94円 △90.23円 |
為替 | 1ドル=148.65円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 23億7,959万株 |
売買代金 | 6兆3949億47百万円 |
値上り銘柄数 | 1,118銘柄 |
値下り銘柄数 | 490銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 103.73% |
市況概況
米国株高を受けて戻りを試すも上値も重く冴えない展開
米国株が上昇、特にナスダック指数が大きく上昇したことから本日の日本市場も買い先行となった。
半導体関連銘柄などに買いが入り、先物・オプションSQ(特別清算指数)算出もあって寄り付きから高く始まり、寄り付きの買いが一巡となった後にいったん売られた後も昨日の終値近辺で下げ渋った後に買い直されて堅調な展開となった。
昼の時間帯も特に売り急ぐでもなく、後場も堅調な始まりとなった後は上値を試す動きとなった。それでも節目と見られる40,000円まで戻さないということになると売り直され、再び昨日の終値を試すような動きとなった。結局昨日の終値を大きく下回るということでもなく、上値を買い上がるでもなく、最後は方向感も見られず堅調ながらも上値は限られ安値圏での引けとなった。
小型銘柄は総じて手仕舞い売りに押されて軟調となり、グロース250指数やグロース株指数は大幅安となった。先物はまとまった売り買いは少なく、上がれば売り、下がれば買いというような雰囲気だった。指数を大きく動かすこともなかった。
米国での利下げを織り込んでも戻りが鈍くなっている。日銀の金融緩和の終了が懸念され、上値を買い上がるようなことでもなく、戻れば売りということで上値が重い銘柄もさらに増えるのだと思う。
いったんは調整となり、日経平均は39,000円台前半、あるいは38,500円あたりまでの調整も見られるのではないかと思う。日銀の金融政策決定会合までにどれだけ空売りが積み上がるかということで戻りが決まると思う。
テクニカル分析
日経平均
反発とはなったものの戻りも鈍く、改めて40,000円水準が上値となりそうだ。さらに39,800円を超えないということになれば25日移動平均線や基準線までの調整となるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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