「新宿アルタ」「原宿アルタ」が2025年2月末で閉店
(画像=「セブツー」より引用)

三越伊勢丹は、東京・新宿の商業施設「新宿アルタ」を2025年2月28日をもって営業を終了すると発表した。「新宿アルタ」は1980年に竣工し、7階には放送スタジオ、外壁には大型ビジョンを備え、新宿駅東口のシンボリックなビルとして長年親しまれてきた。

7階の「スタジオアルタ」では、1980年から放映を開始した、B&Bやツービートらが出演するバラエティ番組「笑ってる場合ですよ!」の生放送が収録され、さらにその後継番組でタモリが司会を務めた「森田一義アワー 笑っていいとも!」も同スタジオで収録された。

新宿のランドマークとして親しまれてきた「新宿アルタ」だが、近年は「ルミネ」を始めとする周辺の商業施設との厳しい競争にさらされ、営業赤字が続いていた。三越伊勢丹は、「原宿アルタ」「池袋サンシャインシティアルタ」を運営しているが、このうち「原宿アルタ」も25年2月末で営業を終了する。