8日(月)の株・債券・商品市場

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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

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ドル/円の見通し:様子見ムードが広がりやすい

昨日のドル/円は151円台後半で高止まりした。終値は約0.1%高の151.85円前後。米長期金利の上昇を背景にドル買い・円売りが優勢だったが、政府・日銀の「防衛ライン」と目されている152.00円を前にまたしても伸び悩んだ。152円の攻防を巡る市場と当局の神経戦は3週間近くに及んでおり、151円台中心の値動きが継続中だ。市場は、明日10日に発表される米3月消費者物価指数(CPI)が攻防に決着を付ける手掛かりになる可能性があるとして注目している。
本日は、米3月CPIの結果待ちで様子見ムードが広がりやすいと見られ、34年ぶりの152円台を試す動きは限られそうだ。もっとも、米3月CPIは前年比で伸びが加速すると予想されていることから、本日も米長期金利は上昇基調が続くだろう。仮に心理的節目でもある152.00円を上抜ければストップロスを巻き込んで上げ足を速めることも考えられるだけに目が離せない相場展開となりそうだ。

注目の経済指標:

特になし

注目のイベント:米3年債入札

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神田 卓也
神田 卓也(かんだ・たくや)
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。

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