イオンは4月10日、社外取締役の候補として「シャネル(CHANEL)」のリシャール・コラス元社長(70)を選任したと発表した。5月29日開催予定の株主総会を経て正式に決定する。
リシャール・コラス氏は、在日フランス大使館勤務を経て、1979年にジバンシィに入社。1981年にジバンシィの日本法人が設立されると代表取締役に就任した。その後、1995年にシャネルの日本法人の社長に就任すると、2018年までの23年間、同社のトップを務めてきた。
2006年には作家としてデビューし、「遙かなる航跡(原題「La Trace」)」や「午前4時、東京で会いますか? パリ・東京往復書簡」などの作品を発行している。