LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)は4月16日、2024年1〜3月期の売上高が前年同期比で2%減となる206億9400万ユーロ(約3兆4145億円*)だったと発表した。為替変動などを反映しないベースでは3%増だった。
部門別の売上高では、「セフォラ(Sephora)」や「DFS」を含むセレクティブ・リテーリング部門は前期比5%増となる41億7500万ユーロ(約6888億円、為替変動などを反映しないベースでは11%増)、パフューム&コスメティックス部門は同3%増となる21億8200万ユーロ(約3600億円、同7%増)と増収だった。
また、ウオッチ&ジュエリー部門は同5%減となる24億6600万ユーロ(約4068億円、同2%減)、ファッション&レザーグッズ部門が同2%減となる104億9000万ユーロ(1兆7308億円、同2%増)、ワイン&スピリッツ部門が同16%減となる14億1700万ユーロ(約2338億円、同12%減)だった。
新型コロナウイルス禍後に需要が正常化したことで、シャンパーニュなどの売り上げが減少し、ワイン&スピリッツ部門が2桁減となったことが響いた。