日経平均 | 38,405.66円 △470.90円 |
為替 | 1ドル=156.77円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 21億9,850万株 |
売買代金 | 5兆6678億19百万円 |
値上り銘柄数 | 1,375銘柄 |
値下り銘柄数 | 247銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 103.39% |
市況概況
芳しくない決算発表が足を引っ張るが日経平均もTOPIXも大幅高
日本市場が連休中の米国株が堅調、夜間取引や祝日取引で日経平均先物が買われていたこともあり、本日の日本市場は買い先行となった。
寄り付きの買いが一巡となった後も買戻しや好決算発表銘柄などが買われて指数を押し上げ、大幅高となった。ただ、芳しくない決算を発表した銘柄には大きく売られるものも見られ、大幅高ではあるものの上昇の迫力には欠ける展開となった。為替の介入の影響を気にする向きもあり、買い切れない銘柄が多かった。
昼の時間帯は手仕舞い売りに押されて上値も重く、後場も上げ幅縮小して始まり値持ちは良いものの買戻しを急ぐような動きも見られず上値の重い展開となった。
上値の重さが気になると手仕舞い売りに押される銘柄なども多くなり、さらに上げ幅を縮小する形となった。結局最後は月初の買いに期待するような買いが見られ、月末の買いも見られて大幅高水準まで値を戻しての引けとなった。TOPIXも大幅高となった。
小型銘柄も堅調なのだが買い切れないという雰囲気で、グロース250指数やグロース株指数の上値も限られた。先物も特に主導して指数を押し上げるkとも押し下げるようなこともなく、どちらかというと戻れば売り、下がれば買いというような感じだった。
本日も改めて上値の重さが確認されるような展開となった。決算動向にはシビアに反応する形であまり良くないと大きく売られるという状況だった。為替介入での金融当局の立ち位置を気にするような向きもあり、買い切れないという状況でまだまだ調整感が強い相場ということなのだろう。
空売りが積み上がらなければ手仕舞い売りが優勢となって、月初の買いは期待されるものの戻りも限られてしまいそうだ。上値が重いとなるといったん売りに押されると一気に崩れることもあるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
75日移動平均線を抜け切れないという雰囲気で上髭線となった。今度は再度下値を試す動きで雲の下限(先行スパン2)のサポートを確認することになるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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