■戦略発表会&アンバサダー就任式が開催
2024年5月7日(火)、東京都港区にある八芳園で、moomoo証券株式会社が主催する「世界2,100万⼈が利⽤するmoomoo(ムームー) 日本市場における戦略発表会&アンバサダー就任式」が開催された。
同社代表取締役社長の伊澤フランシスコ氏が、日本における顧客開拓の戦略を発表。また、俳優の松重豊氏が登場し、同氏のアンバサダー就任式が行われた。
この会は、各メディアなどに向けて、moomoo証券株式会社が企画・主催したもの。同社の本格的な日本進出を内外にアピールする狙いがある。
発表会は伊澤社長の挨拶に始まり、松重豊氏のアンバサダー就任式、moomooアプリの紹介、金融の専門家を交えたパネルディスカッションと続いた。
■moomoo証券とは
moomoo証券株式会社の前身は、老舗証券会社の「ひびき証券」だ。現在の親会社であるFutu Holdings Ltd.(フートゥーホールディングス)が、ひびき証券を買収した形。
ひびき証券を買収した後、1年間以上の時間をかけてオンラインに特化した事業へと組み換え、2024年からは、本格的に日本の投資市場へ参入していく。
■moomooアプリを足掛かりに日本市場を攻略
伊澤社長は、moomoo証券株式会社の最大の特徴である「moomooアプリ」の魅力や、それを足掛かりにした日本市場を攻略する戦略について説明。
moomooアプリについては、ZUU onlineの記事「話題のmoomoo証券が日本株式市場に本格参入! 世界が認める高機能アプリ「moomoo」はゲームチェンジャーとなるか」を参照してもらいたい。
続くアンバサダー就任式では、俳優の松重豊氏が登場。松重豊氏の、役柄に向き合い観る人の心に残るキャラクターを演じることで、常に結果にこだわり続けてきた姿勢が、同社のキャンペーンコンセプト「結果主義。」と一致すると考え、アンバサダーとしての起用が決まったことなどが紹介された。
松重氏は「結果主義。」にちなんで、「今後は役者としての演技の質を上げるだけでなく、興行収入という結果にもコミットしていきたい」と語った。
なお、松重豊氏が出演するCMは東京都内の屋外広告やタクシー広告を中心に展開される予定だ。
続いて、伊澤社長からmoomooアプリの特徴や機能について、実際にアプリを操作しながらの説明に加え、日本金融経済研究所 代表理事の馬渕磨理子氏と株式会社東京証券取引所 リテラシーサポート部課長・「東証マネ部!」編集長の吉田 貴弘氏を交えてのパネルディスカッションが行われた。
同社が提供するアプリ「moomoo(ムームー)」は、”投資情報の格差をなくす”をコンセプトに、投資で”結果を出す”ために、リアルタイムの分析ツールや大口投資家のポートフォリオなどの高品質なデータを無料で取得できる機能を提供しているほか、個人投資家コミュニティや投資学習コンテンツを提供しているアプリだ。
パネルディスカッションでは、「テクノロジーが変える最先端投資手法と投資教育」をテーマに行われ、テクノロジーの進歩による投資手法の発展、国内外の投資環境の変化や日本の個人投資家の投資リテラシーの現状について、それぞれの専門的な視点から語られた。
発表会では、国内外からみた日本の金融市場の現状や投資環境の変化から考える、moomooアプリの成長戦略が中心に語られたことからも同社がこのアプリに力を入れていることが伺える。
5月からは、タクシーCMの放映が始まり、当面の間、同社の戦略はこのアプリがいかにして日本の個人投資家へ普及するかに主軸をおくことになりそうだ。