9日(木)の株・債券・商品市場
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ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)
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人気通貨ペア 本日の予想レンジ
ドル/円の見通し:円を買う理由は乏しい
昨日のドル/円は155円台で一進一退。日銀が公表した4月会合の主な意見に、利上げや国債買い入れの減額に関する主張が目立ったことから155.13円前後まで下落したが、早々に円買いが一巡すると欧州タイムには155.95円前後まで反発した。ただ、米新規失業保険申請件数が予想以上に増加したことでNYタイムはドルが軟化。155.40円台に押し戻されて取引を終えた。先週の4月雇用統計に続いて新規失業保険申請件数が米労働市場の減速を示したことで米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ開始がいくぶん早まるとの観測が広がった。
ドル/円は、日本のゴールデンウイーク中に介入騒動や米4月雇用統計で160円台前半から151円台前半まで下落した値幅の半値戻しにあたる156.00円付近に接近したことで「戻り一服」となっており、本日もこの水準が上値抵抗として意識されそうだ。一方、足元で円を買う理由は乏しいとの見方が多く円の先安観は根強い。ドル/円は仮に調整売りで155円台を割り込んだとしても押し目買いが入るだろう。
注目の経済指標:ミシガン大消費者態度指数
注目のイベント:FRB高官発言
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1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
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