日経平均 | 38,179.46円 ▼49.65円 |
為替 | 1ドル=155.84円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 20億7,841万株 |
売買代金 | 4兆6093億58百万円 |
値上り銘柄数 | 808銘柄 |
値下り銘柄数 | 808銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 108.21% |
市況概況
売り先行で始まるも意外に下げ渋り
週末の米国株は方向感に乏しく、日本市場は週末の終値近辺での始まりとなり、いったん下値を試す動きとなったものの買戻しなどから下げ渋り、日経平均は堅調となった。それでも上値は重く、戻り切らない銘柄や買戻し一巡後に上値の重くなった銘柄なども多く総じて冴えない展開だった。
昼の時間帯も特に方向感は見られず、本日の高値付近で後場も始まった。ただ、上値追いということでもなく上値の重さが嫌気されると売り直されるという状況だった。
さすがに今度は38,000円を意識する水準まで下がると買戻しも入り下げ渋りとなったが、戻すこともなく、指数は小動きとなった。引けを意識する時間帯からは徐々に上値の重さを嫌気するような動きもあったが、案外値持ちはよく、結局は指数は小幅安で取引を終えた。
小型銘柄も終始冴えない展開となるものが多かった。と言っても売り急ぐということでもなく、最後は買戻しなどもありグロース250指数やグロース株指数は小幅高だった。先物はまとまった売り買いも少なく指数を主導して動かすようなこともなく、方向感のない展開となった。最後は手仕舞い売りに押されたが、先物主導で下押すということでもなかった。
米国での利下げ期待や日本での利上げ懸念など金融政策の方向感を見極めたいということで相場全体としては上がれば売り、下がれば買いという雰囲気となっている。
個別銘柄も決算発表に反応しているものの、基本的には上がれば売られ、下がれば買われるということで大きくトレンドが変わるということでもなく、当面は保ち合い相場が続くのだろう。好決算発表銘柄で出尽くし感などから売られた銘柄の押し目拾いを試してみたい。
テクニカル分析
日経平均
一目均衡表の雲を割り込んで「三役逆転」となったとみてもいいだろう。25日移動平均線と75日移動平均線もデッドクロスとなり、今後は戻っても25日移動平均線までとなるのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。