日経平均 | 38,229.11円 △155.13円 |
為替 | 1ドル=155.60円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 24億4,675万株 |
売買代金 | 5兆3172億14百万円 |
値上り銘柄数 | 902銘柄 |
値下り銘柄数 | 701銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 108.30% |
市況概況
買い先行で始まるも週末の手仕舞い売りに押されて冴えない展開
オプションSQ(特別清算指数)に絡む買いもあり、好調な決算に反応するものもあり、ということで本日の日本市場は買い先行となった。
ただ、寄り付きの買いが一巡となるとさすがに上値を買い上がるというよりは戻れば売りという雰囲気になり、いったん指数先行で上げ幅縮小となると手仕舞い売りに押され上げ幅を大きく縮小する形で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も手仕舞い売りに押されて冴えない展開で後場に入ると下値を試す動きになった。さすがに昨日の終値を意識するようなところでは買戻しも入ったが、朝方からの買いはまったく見られず、戻りの鈍さを嫌気しては売られることになった。引けを意識する時間帯にはいったん値持ちの良いような場面もあったが改めて上値の重さを嫌気する展開だった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが芽出し、総じて冴えない展開だった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物は朝方は買戻しを急ぐような動きも見られたが、いったん上値が確認されると売り急ぎも見られ、指数を下押す要因となった。下がれば買いという場面も多かったが、指数を押し上げるようなこともなかった。
金融緩和の終了の進展が懸念されるなかで決算発表も今一つ、特に今期見通しに関しては慎重な見方も多いということで戻りも限られた。戻れば売りという意識も根強く、まだまだ下値模索が続くのだろう。
空売りが積み上がらず、買戻しが入っても限定的ということなので、本格的に戻すには空売りが積み上がる必要がありそうだ。まだまだ戻れば売りということで下値模索が続くのだろう。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線や基準線を抜ける場面もあったのだが、結局は75日移動平均線や雲に上値を押さえられた形となった。雲を割り込んで売り時代ということで下値模索が続くのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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