15日(水)の株・債券・商品市場

外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

<最新の株価指数CFDレートはこちら>

ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

<外為注文情報はこちら>

外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

ドル/円の見通し:ドル安の余韻が残る可能性

昨日のドル/円は154円台へ下落した。注目が集まった米4月消費者物価指数(CPI)は、概ね予想通りではあったものの前年比の伸びが3カ月ぶりに鈍化したことなどからインフレ圧力が緩和したと受け止められて米長期金利が低下。同時に発表された米4月小売売上高が市場予想を下回ったこともあってドルが大幅安となり、1週間ぶりに154.69円前後まで下落した。ドル/円は米CPIの発表前から断続的に売りが出ており、発表後にさらに売りが強まった格好だ。買い持ちに大きく傾いていた短期筋の損失確定売りを誘発したがゆえの動きと見られる。米連邦準備制度理事会(FRB)が、利下げの前にインフレが継続的に鈍化していることを確認する必要があると表明していることを考えるとCPIに対するドルの反応はやや過剰にも思えるが、その背景にはこうした動きがあったのだろう。
本日もドル安の余韻が残る可能性はあるが、低金利の円が売られやすい地合いが大きく変わったわけではない。むしろ、米長期金利の低下で世界的に株価の上昇が見込めることから円売りが優位となってもおかしくなさそうだ。本日についてはドル/円の不安定な値動きが続くことも考えられるが、次第に下値を切り上げていくと見ている。

注目の経済指標:豪雇用統計

外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

注目のイベント:FRB高官発言

外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

神田 卓也
神田 卓也(かんだ・たくや)
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。

●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。