電通グループは5月14日、2024年12月期の第1四半期決算(2024年1月1日〜3月31日)を発表した。売上高にあたる収益は3329億500万円(前年同期比6.1%増)、営業利益は158億2300万円(同31.1%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は55億5400万円(同53.2%減)と増収減益だった。日本はインターネット広告が回復基調にあり増収増益だったものの、日本以外の地域が低迷したため、最終利益は前年同期から半減した。
電通グループの2024年12月期の通期連結予想は、収益は1兆2567億円(前年比4.0%増)、営業利益は1350億円(同198.8%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は617億円(前年は107億1400万円の赤字)としている。