日経平均 | 38,923.03円 △435.13円 |
為替 | 1ドル=157.38円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 18億1,644万株 |
売買代金 | 4兆1313億47百万円 |
値上り銘柄数 | 1,032銘柄 |
値下り銘柄数 | 567銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 96.25% |
市況概況
月初の買いで戻り売りをこなして大幅高
週末の米国株はダウ平均が大幅高となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も高かったことから、本日の日本市場も買い先行となった。
月初の買いも見られて節目と見られる38,800円を超えて39,000円台に乗せる場面もあった。ただ、積極的に買い上がる材料もなく、空売りも積み上がっていないことから、39,000円を超えると戻り売りに押されて上値も限られ手仕舞い売りに押される銘柄も見られた。
昼の時間帯も先物に買戻しも入り堅調となり、後場も月初の買いが続いて堅調な地合いが継続した。ただ、やはり空売りが積み上がっていないということでもあり、指数を押し上げる動きも限られ値持ちは良いものの39,000円を前に上値の重い展開が続いた。引けを意識する時間帯も特に動きはなかった。結局後場は値持ちは良いものの方向感に乏しい展開となった。
小型銘柄は戻り売りに押されるものが多く冴えない展開となった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物は特に買い上がるようなこともなく、指数に追随するように買いは見られたものの指数を押し上げるようなこともなかった。売り難さが見られることから買戻しも入らないというような状況だった。
相変わらず上がれば売られるというような状況で日経平均は大幅高となったものの上値も限られた。積極的に買い上がる材料がなく、空売りも積み上がっていないので踏み上げ相場にもならないということだと思う。米国の市況や金利に振らされるのだろうが、まだまだ保ち合い相場が続くのだろう。上がれば売られ、下がれば買われるものが多いと思う。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線や基準線、雲を抜けたものの75日移動平均線に上値を押さえられた。雲のねじれの日柄でもあり、明日も値持ちがよければ堅調な地合いとなるのだろうが、明日さえない展開となれば下値模索となるだろう。
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