日経平均 | 38,521.12円 △466.99円 |
為替 | 1ドル=156.79円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 15億0,690万株 |
売買代金 | 3兆5211億45百万円 |
値上り銘柄数 | 1,512銘柄 |
値下り銘柄数 | 118銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 97.84% |
市況概況
月末の買いが入り大幅高
米国株が売られたが、既に昨日の相場では日本市場も織り込んでいるものとして夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も堅調だった。
この流れを受けて買い先行となり、寄り付きの売りが一巡となった後も堅調な地合いが続いた。昨日の大幅下落の反動から買戻しや買い直しの動きが見られ、月末の持高調整の売りに押されて上値は重かったものの堅調な展開で前場の取引を終えた。
昼の時間帯には持高調整の買戻しが見られ、後場に入ると前場の高値を抜けてさらに戻りを試す動きとなった。
さすがに38,500円の節目を意識すると上値も重かったが、持高調整の買いで38,500円をつける場面もあった。最後の最後は売りに押されたが、TOPIXを中心に堅調な展開となった。金利の低下が見られたことで買い戻される銘柄も見られた。
小型銘柄は値ごろ感からの買いも見られて総じて堅調だった。ここまで売られた反動もあり、グロース250指数やグロース株指数は大幅高だった。
先物はまとまった売り買いも散発的に見られたが、方向感が出るということもなく、指数に連れて右往左往したものの基本的には上がれば売り、下がれば買いという持高調整の売り買いが中心だった。
全日の大幅下落の反動から高くなったが、売られたから買われた、下がったから買われたという銘柄が多かった。相場全体に方向感が見られるということでもなく、売り買いの決定的な材料に乏しい中で保ち合いが続いているということなのだろう。これまで通り、上がれば売り、下がれば買いということで良いのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
昨日の反動から戻したが、25日移動平均線や基準線、75日移動平均線や雲が収れんしているところで上値を押さえられている。引き続き上値の重さが嫌気されては下値を試す保ち合いとなるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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