日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 38,556.87円 ▼298.50円
為替 1ドル=157.22円
売買高(東証プライム、以下同) 19億5,727万株
売買代金 4兆3727億47百万円
値上り銘柄数 249銘柄
値下り銘柄数 1,371銘柄
騰落レシオ(25日) 97.04%

市況概況

先物主導で右往左往する展開だが金利上昇を嫌気して調整感が強まる

米国株はまちまちだったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が堅調だったことから本日の日本市場も買い先行となった。

寄り付きの買いが一巡となると手仕舞い売りに押されて冴えない展開となったが、突如として指数先行で買い上がるような動きが見られ、39,000円を超えて一気に39,100円台まで買い上がる場面もあった。

ただ、特に買い上がる理由があったということでもなく買い一巡から鵜w値が重くなると手仕舞い売りに押されて下値を試す動きとなった。38,800円水準でいったん下げ渋りとなったが調整感が強い相場展開だった。

昼の時間帯も特に買い上がるということでもなく、後場も冴えない始まりとなった。寄り付きの売り買いが一巡となったあとは徐々に手仕舞い売りに押されて下値を試す動きとなり、引けを意識する時間帯になるとさらに売りが加速されるような格好となった。

さすがに38,500円の節目を意識すると買戻しなども見られたが、空売りが積み上がるということでもなく最後まで手仕舞い売りに押されて安く、最後の最後に買いは見られたが、ほぼ安値引けとなった。

小型銘柄も買戻し一巡から総じて手仕舞い売りに押されて、再度下値を試す動きとなった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安だった。先物はまとまった買いが入り指数を押し上げる場面もあったが、長続きせず、逆に戻れば売られるということでじり安となった。買っては投げ、買っては投げという展開で最後まで下げ止まらなかった。

突如としてわけのわからない買いが見られたが、特に反応することはなく、買い一巡後は売り直されることになった。それ以上に上値の重さが意識され、空売りも積み上がっていないのでいったん下がり始めると大きく売られることになりそうだ。再度下値模索という状況になりそうだ。

テクニカル分析

日経平均

75日移動平均線に上値を押さえられた形となった。25日移動平均線や雲にサポートされたが、ここが正念場ということで、ここから一段の下落が見られると一気に大きな調整となりそうだ。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。