日経平均 | 38,855.37円 ▼44.65円 |
為替 | 1ドル=156.82円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億7,125万株 |
売買代金 | 3兆7244億17百万円 |
値上り銘柄数 | 631銘柄 |
値下り銘柄数 | 955銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 95.38% |
市況概況
方向感に乏しく下がれば買われ、上がれば売られる
米国市場が休場となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物がしっかりとしていたのだが、寄り付きは売り先行となった。
それでも寄り付きの売りが一巡となった後は買戻しなども入り一気に上値の節目と見られる39,000円を意識するところまで上昇となった。ただ、39,000円をつけないとなると今度は手仕舞い売りに押されて下値の節目と見られる38,800円を割り込むところまで売られ、右往左往しながら冴えない展開となった。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場も前場の終値近辺での始まりとなった。前場の安値を下回らないとなると買戻しも見られて戻り歩調とはなったが、38,800円を超えて値持ちは良いものの上値も重いという状況で最後まで方向感に乏しい展開となった。
空売りも積み上がっておらず買戻しも限られるということで上値も重いのだろうし、売り急ぐほどの材料もないということで結局最後まで方向感に乏しく、75日移動平均線水準での引けとなった。
小型銘柄も売られすぎ感も強く、買戻しも見られて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は一時大幅高となるなど堅調だった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を動かすことも方向づけるようなこともなかった。上がれば買われ、下がれば売られるという状況で目先的な小すくい商いが中心となっていたようだ。
依然として方向感に乏しい展開となった。米国株が休場ということに加え、買い急ぐ理由も売り急ぐ理由も見当たらず、上値を試すには買戻しの力も弱く、売りたたくほどの下落への恐怖感もないということだ。ただ、10年国債利回りが依然として上昇となっており、金利上昇を嫌気する動きも出てくるのだと思う。改めて上値の重さが確認されれば売り急ぐ場面もでてきそうだ。
テクニカル分析
日経平均
依然として75日移動平均線を抜け切れないということで、今度は25日移動平均線まで下落するのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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