日経平均 | 39,103.22円 △486.12円 |
為替 | 1ドル=156.70円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億9,320万株 |
売買代金 | 4兆4084億50百万円 |
値上り銘柄数 | 390銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,215銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 90.27% |
市況概況
米国半導体株の上昇期待で買われ、大幅高
米国株は軟調だったが、引け後に発表された半導体株の決算が予想を上回ったことから、今晩の米国株高期待などから、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物買われ、本日の日本市場は買い先行となった。
寄り付きの買いが一巡となった後は手仕舞い売りに押されて昨日の終値近辺まで売られたが、そこから一気に買い直されて堅調な展開となった。節目と見られる38,800円は超えたものの39,000円までは届かずに前場の取引を終えた。
昼の時間帯も堅調な展開となり、後場も買い先行となって39,000円台での始まりとなった。日銀の金融政策で特に国債の買い入れ額を減らすということでもなかったことから国債利回りの急騰や利上げ懸念が薄れたことも買い急ぐ格好となった。
その後も39,000円水準を維持したことから最後は買戻しも入り高値圏での引けとなった。それでも日経平均だけ、半導体関連銘柄だけということで大幅高ではあるが上値も重いという感じだ。
小型銘柄は手仕舞い売りに押される銘柄が多かった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安となった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られて指数を動かす場面もあったが、大きく方向づけるようなこともなく、基本的には上がれば売り、下がれば買いという雰囲気で方向感は見られなかった。
本日は日経平均が大幅高となったが、半導体関連銘柄の上昇だけということだ。買われすぎ感が強い銘柄が多いので、米エヌビディアの決算発表を受けての上昇も長く続くということでもないだろう。米国市場次第ということでもあるが、買われすぎ感が強いことからここで空売りが増えているということでないと再度売り直されることになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
75日移動平均線のサポートを確認した形ではあるが、遅行スパンがローソク足に上値を押さえられており、明日、急落となるようであれば、一気に調整となるのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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