日経平均 | 38,054.13円 ▼502.74円 |
為替 | 1ドル=156.86円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 18億3,069万株 |
売買代金 | 4兆3985億49百万円 |
値上り銘柄数 | 983銘柄 |
値下り銘柄数 | 616銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 92.57% |
市況概況
米国株安を受けて売り先行、下げ渋りも見られたが大幅下落
米国株が軟調、特にダウ平均が大きく下落したことを受けて、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が安く、本日の日本市場は売り先行となった。
買われすぎ銘柄を中心に売り急ぐ展開となり、売り気配から始まる銘柄なども見られ、指数は寄り付きから大きく下落して始まった。寄り付きの売りが一巡となった後も下値を試す動きとなり、節目と見られる38,000円や37,800円を大きく下回り37,600円台まで売られた。
その後は買戻しもあり、37,800円水準まで戻したが、戻り切らず大幅安となった。TOPIXやグロース250指数やグロース株指数は下げ渋りとなった。
昼の時間帯には若干戻し気味となり、後場は節目と見られる38,000円を維持して下げ渋りとなった。
それでも上値は限られ、引けを意識する時間帯には改めて上値の重さが嫌気されて38,000円を割り込み、さらに下値を試す動きとなった。空売りが積み上がらず、手仕舞い売り、見切り売りに押されるものが多く総じて軟調、何とか38,000円、は維持したものの、日経平均は大幅安となった。
小型銘柄は下げ渋り感は見られたものの戻り切らず、結局は冴えない展開となった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたものの、断続的な売り買いはなく、方向感は見られなかった。上がれば売られ、下がれば買われるという状況には変わりないが若干売り急ぐような場面もあった。
今度は一気に下値を試す動きとなった。37,000円台まで下落したことで、当面は下値模索という状況になりそうだ。下がれば売られ、上がれば売られるということなのだと思う。
インフレ懸念、スタグフレーション懸念が薄れるようなことが見えて来ないと手仕舞い売りを急ぐことになるのだろう。月末の持高調整の売りも警戒されて売り急ぐことになっているのだと思う。月初の買いは期待されるが、それまで冴えない展開なのだろう。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線や基準線、雲、そして節目と見られる38,000円を割り込んだ。下値模索ということで遅行スパンがローソク足にサポートされながら冴えない展開となるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。