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ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)
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ドル/円の見通し:米5月雇用統計後は上下ともに値幅が広がる可能性
昨日のドル/円は156円を挟んで売買交錯。本邦実需のドル売り観測などから155.34円まで下落したが、日銀が追加利上げに慎重な姿勢を示したことで円売りに傾くと156円台を回復した。欧州中銀(ECB)理事会後のユーロ/円の急伸につれて156.44円前後まで上昇する場面もあったが、米労働市場の軟化を示す経済指標が相次ぐ中でドルは値を保てなかった。NY市場終盤にかけて米長期金利が上げ幅を縮小すると前日比0.3%ドル安・円高の155.65円前後で取引を終えた。
市場は本日の米5月雇用統計が米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ開始時期を探る上で重要な手掛かりになるとして注目している。今週発表された米労働市場関連の経済指標は4月JOLTS求人件数、5月ADP全国雇用者数、米新規失業保険申請件数などが軒並み悪化しており、5月雇用統計も低調な結果になるのではないかとの観測が広がっている。それだけに、本日のドル/円は米5月雇用統計の発表までは上値の重い展開が続きそうだ。その後の趨勢は米5月雇用統計次第の面が強く、21時30分の発表後は上下ともに値幅が広がる可能性があろう。
注目の経済指標:米雇用統計
注目のイベント:ラガルドECB総裁講演
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1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
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