14日(金)の株・債券・商品市場
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ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)
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人気通貨ペア 本日の予想レンジ
ドル/円の見通し:下値は限定的
14日のドル/円は終値ベースで約0.2%上昇。日銀が国債買い入れの減額を次回会合に「先送り」したことで円売りが強まると4月29日以来の158.26円前後まで上伸した。その後は、フランスの政局リスクが高まる中で円買いに傾き157円台を割り込む場面もあったが、ユーロ/円の下落が一服するとドル/円にも買い戻しが入り、前日比30銭余りドル高・円安の157.40円前後で取引を終えた。フランスの政局については、先の欧州議会選で躍進した極右・国民連合(RN)に加えて左派連合も支持率を伸ばしており、マクロン大統領率いる与党連合の支持率は低迷。今月末から来月初めに行われる議会選で与党連合が大きく議席を減らす可能性が高まっている。ルメール仏財務省は14日、総選挙で極右が勝利すれば「金融危機のリスク」に直面すると警告。左派連合が勝利すれば「欧州連合(EU)離脱」につながると強調した。本日の欧州市場でも仏株や仏国債の続落に注意が必要と見られ、ユーロの軟調地合いも続く可能性がある。フランスの政治リスクの高まりはキャリートレードの巻き戻しを誘発しやすく、円を買い戻す動きにつながることも考えられる。もっとも、欧州の政治混乱が深まればリスク回避のドル買いも相応に強まると予想されることからドル/円の下値は限定的と見る。
注目の経済指標:中国小売売上高
注目のイベント:ECB総裁発言
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1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
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