日経平均 | 39,631.06円 △47.98円 |
為替 | 1ドル=161.01円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億8,306万株 |
売買代金 | 3兆8632億77百万円 |
値上り銘柄数 | 797銘柄 |
値下り銘柄数 | 790銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 112.59% |
市況概況
月初の買いも入ったのだろうが、冴えない展開
週末の米国株は軟調だったが夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったことや月初の買い期待もあって買い先行となった。
ただ、寄り付きの買いが一巡となった後は上値も重く、40,000円を試す動きが期待されたにも関わらず、何とか39,800円を超えたものの維持できなかった。TOPIX買い日経平均売りというような感じでTOPIX銘柄が堅調だった。朝方発表された日銀短観も特に反応はなかったが、売り材料にもならず、冴えないながらも堅調だった。
昼の時間帯も特に動きはなかったのだが、後場に入ると売り物がちとなり、月初の買いも入らないような雰囲気で手仕舞い売りに押され、下値の目途と見られる39,500円を意識するところまで売られた。
さすがに39,500円台では売り急ぐというよりは買戻しなども入り下げ渋りとなったが戻りは鈍く、戻りも鈍かったが何とか39,600円台を維持して引け、上昇トレンド入りの可能性も残して引けた。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安となった。先物も空売りが積み上がっていないせいか買い気に乏しい展開で指数を押し上げることはなかった。上がれば売りなのだが、戻り売りということで買い方の手仕舞い売りが多いようだ。
結局上値の重い展開となった。それでも売り急ぐということでもないのでまだ上昇トレンドへの転換の可能性もあり、ここから切り返せばということになるが、月初の買いに対して売りが嵩んでいるということだろう。
改めて買い上がる材料がないということややはり利上げに対する警戒もあるので買われすぎ銘柄は買えないのだろう。逆に割安銘柄を売り急ぐこともないということで下げ渋りとなり、まだまだ指数は保ち合いが継続なのだろう。
テクニカル分析
日経平均
かぶせ線のように上値の重い形となっている。本日の高値をすぐに抜けないと再度下値を試すことになるのだろう。下値の目安が39,500円水準であり、ここを下回ると39,200円~300円程度まで一気に下落となると思う。逆に今日の高値を抜ければ40,000円台での推移も期待できる。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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