この記事は2024年7月22日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2024年7月22日(月)の午前10時時点にウインインベストジャパンの齊藤トモラニさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
齊藤トモラニ
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
現在の為替相場の傾向や相場観
先週19日(金)の米ドル/円は横ばいだった。60分足チャートを見ると金曜日の14時の足で157.86円付近の高値をつけ、16時の足で156.95円付近の安値を付けている。米ドル/円の一日の値幅は90pipsとまずまずな値幅だった。
タイムサイクル的には7/18~7/26の底値圏に向かっていたが、終わったかもしれない。その場合は7/24~8/2の天井圏に向かい始めたことになる。エリオット波動的には(週足レベルでは)4波のなかのa波が昨年2/2に終了、上昇b波が展開中だ。
現在の為替相場の戦略やスタンス
今月7月3日に天井を付けての下落がきれいな5波になっている。そのためここから緩やかな調整が入るのか、というところ。156.93円付近にあるサポートラインを下に割り込まなければ、サイクル的にも天井圏に向かった動きになったとみてよさそうだ。
また、短期的には、156.30円レベルを切らなければ下がったところは買いでいいかと思っている。ただ上昇トレンドラインの延長線はレジスタンスになるので、上値は大きくなさそうだ。
▽米ドル/円 日足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。