ビー・エム・ダブリュー株式会社は、同社の電気自動車にV2L機能およびV2H機能を搭載する。
V2Lは、車両に蓄えた電気を電気機器に利用できる機能となる。またV2Hは、車両に蓄えた電気を家庭用電源に利用できる機能である。対象モデルは、BMW iX1、BMW iX2、BMW i5、BMW i5ツーリング、BMW i7、BMW iXなどだ。興味のある方は公式サイトをチェックしてみてはいかがだろうか。
BMWの電気自動車にV2L & V2H機能を搭載
車両に蓄えた電気を電気機器に利用できるV2L(Vehicle to Load)機能
車両に蓄えた電気を家庭用電源に利用できるV2H(Vehicle to Home)機能
対象モデル: 電気自動車のBMW iX1, BMW iX2, BMW i5, BMW i5ツーリング, BMW i7, BMW iX
ビー・エム・ダブリュー株式会社(代表取締役社長: 長谷川正敏)は、電気自動車のBMW iX1(アイエックスワン)、BMW iX2(アイエックスツー)、BMW i5(アイファイブ)、BMW i5ツーリング、BMW i7(アイセブン)、BMW iX(アイエックス)に、車両に蓄えた電気を電気機器に利用できるV2L(Vehicle to Load/ビークル・トゥ・ロード)機能および車両に蓄えた電気を家庭用電源に利用できるV2H(Vehicle to Home/ビークル・トゥ・ホーム)機能を、搭載する。(MINIについては、MINI COOPER E、MINI COOPER SE、MINI ACEMAN E、MINI ACEMAN SE、MINI COUNTRYMAN E、MINI COUNTRYMAN SE ALL4に、V2L & V2H機能が、発売当初から備わっている。)
電気自動車は、搭載されるリチウム・イオン・バッテリーに電気を蓄え、蓄えられた電気でモーターを駆動する車両である。リチウム・イオン・バッテリーには大容量の電気を蓄えることが可能であり、蓄えられた電気を、電気機器や家庭用電源に利用することで、電気自動車は、より利便性が向上することになる。日本で広く普及しており、BMWおよびMINIの電気自動車にも搭載されている急速充電の規格となるCHAdeMo(チャデモ)に専用の機器を接続することで、BMWおよびMINIの電気自動車に蓄えた電気を、V2L機能により電気機器に利用し、V2H機能*により家庭用電源に利用することが可能となる。
*: V2H機能による家庭の電源ネットワークへの給電は、災害等による停電時に限られます。詳しくは、BMW正規ディーラー、または、MINI正規ディーラーまで、お問い合わせください。
*: 下記対象BMWモデルは本年7月生産分以降V2H機能が搭載されています。なお、それ以前のモデルについては、ソフトウェアのアップデートが必要になる場合がありますので、詳しくはBMW正規ディーラーまで、お問い合わせください。
対象モデル
- BMW iX1 eDrive20
- BMW iX1 xDrive30
- BMW iX2 xDrive30
- BMW i5 eDrive40
- BMW i5 M60 xDrive
- BMW i5 eDrive40 Touring
- BMW i5 M60 xDrive Touring
- BMW i7 eDrive50
- BMW i7 xDrive60
- BMW i7 M70 xDrive
- BMW iX xDrive40
- BMW iX xDrive50
- BMW iX M60
BMWグループの電気自動車について
BMWグループは、2012年に発表のBMW i3(アイスリー)より電気自動車を本格的に導入し、現在では、19モデルの電気自動車をBMW正規ディーラーおよびMINI正規ディーラーを通じて販売している。電気自動車においても、内燃機関モデルと同等かそれ以上の動力性能を備えており、BMWモデルは「駆けぬける歓び」を、MINIモデルは「ゴーカート・フィーリング」を、提供している。BMWブランドにおいては2030年までに世界での販売台数の半分を電気自動車とすることを、MINIブランドにおいては2030年代前半までにすべてのラインアップを電気自動車とすることを、目標としている。
リリース提供元:ビー・エム・ダブリュー株式会社