テクニカル分析

日銀介入で年足が陰転、8日連続陰線

 日足、円買い介入で2σ下限から3σ下限で推移。8日連続陰線。雲の下。23年3月20日-24年8月1日の上昇ラインがサポート。7月30日-8月1日の下降ラインが上値抵抗。5日線、20日線下向き。
 週足、2週連続陰線、今週もここまで大陰線。ボリバン3σ下限へ下落。日銀介入で反落。雲中へ落ちる。23年3月20日週-24年7月29日週の上昇ラインがサポート。7月8日週-7月15日週の下降ラインが上値抵抗。5週線、20週線下向き。
 月足、5か月連続陽線から2か月連続陰線で5か月分の上昇を破る。ボリバン中位割り込む。23年3月-24年7月の上昇ラインがサポートだが下抜くか。24年6月-7月の下降ラインが上値抵抗。 
年足、23年で3年連続陽線。ただ7月は日銀介入もあり年足が陰転。14年-22年の下降ラインを上抜く。22年-23年の上昇ラインがサポート。 年足陰転すれば4年振り。

メキシコペソ見通し
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

VAMOS MEXICO

さらにトランプ前大統領

 トランプ前大統領は7月18日、共和党全国大会で、中国の自動車メーカーによる米国での生産を認めると取れる趣旨の発言を行っている(JETRO)。

 米国では現在、メキシコで生産された安価な中国メーカー車の米国市場参入を懸念する声が高まっている。トランプ氏は「メキシコで、米国で販売する自動車を生産するための大規模な自動車工場が中国によって建設されようとしている」「われわれは自動車生産を米国内へ早急に取り戻す」「これら工場は米国に建設され、米国人がその工場で働くことになる」と述べ、「中国メーカーが米国内に工場を建てることに同意しなければ、100%から200%の輸入関税を課す」と、米国での生産を促す趣旨の発言をした。(ただ、まだ中国のメキシコでの工場建設は多くはないし、米国で製造すれば1万ドルから2万ドルコスト高になると、ロペスオブラドール大統領は反論している)

情報提供元:FX湘南投資グループ
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