グンゼの4〜6月は営業利益が前期比37%増 パッケージング関連事業は譲渡先が決定
(画像=「セブツー」より引用)

グンゼは8月2日、2025年3月期の第1四半期決算(4月1日〜6月30日)を発表した。売上高は333億8200万円(前年同期比5.3%増)、営業利益は20億8300万円(同37.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は16億円(同0.9%増)だった。

売上高の44%を占めるアパレル事業は、年間商品が停滞するも、シーズン商品が順調に推移したことで大幅な増益だった。アパレル事業は、「ボディワイルド(BODYWILD)」や「キレイラボ(KIREILABO)」などのインナーウェア分野とレッグウェア分野で構成されており、売上高は147億9500万円(前年同期比1.5%増)、営業利益は5億6300万円(同64.9%増)だった。

また、グンゼは同日、パッケージングなどの製袋包装機を手掛けるメカトロ事業に関して、滋賀県を拠点とするホリゾンと事業譲渡に向けた基本合意を締結したと発表した。1946年創業のホリゾンは製本関連機械や特殊印刷機の開発や製造、販売を手掛けている。事業譲渡は2025年1月7日を予定している。

グンゼの2025年3月期の連結業績予想は、売上高は1400億円(前年比5.4%増)、営業利益は90億円(同32.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は75億円(同46.8%増)としている。