テクニカル分析(トルコリラ/円)

3σ下限から反発もボリバン中位に届かず反落

 日足、ボリバン下位で推移。8月15日-16日の上昇ラインを下抜く。8月5日-19日の上昇ラインがサポート。8月16日-19日の下降ラインが上値抵抗。5日線下向く、20日線下向き。
 週足、ボリバン2σ下限を割り込む。8月5日週-12日週の上昇ラインを下抜く7月29日週-8月19日週の下降ラインが上値抵抗。5週線、20週線を下向き。
 月足、2σ下位で推移。3月-4月の上昇ラインを下抜く。ボリバン2σ下限は3.62。23年11月-24年7月の下降ラインが上値抵抗。
 年足、9年連続陰線。その間52円から4円台へ沈む。再び円との熾烈な最下位争いをしていたが7月は大規模円買い介入もあり円に抜かれ最下位。

トルコリラ見通し
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

メルハバ

不穏な雰囲気もあり

 金融政策では、エルドアン大統領が依然として高金利を嫌っており、以前のように現総裁を解任する可能性があるということだ。最近のメモで、あるアナリストは次のように述べている。

 「現在の中央銀行総裁たちが約束を果たせるのか、あるいはある時点で突然解任されるのか、誰にも分からない。5年間で5人の中央銀行総裁が交代した最近の経験に基づくと、この疑念が期待を不安定にさせている」と。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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