この記事は2024年8月26日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=佑介 武田/stock.adobe.com)

2024年8月26日(月)の午前10時時点にウインインベストジャパンの齊藤トモラニさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

齊藤トモラニ
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。

現在の為替相場の傾向や相場観

先週23日(金)の米ドルは終日弱含んでいたが、パウエルFRB議長発言以降特に売られた。

米ドル/円60分足チャートを見ると、23日(金)の23時の足で146.49円付近の高値をつけ、翌24日(土)の午前4時の足で144.05円付近の安値を付けた。米ドル/円の一日の値幅は244pipsと極めて大きな値幅だった。

タイムサイクル的には8/13~8/23の底値圏がおそらく終了、8/19~8/27の天井圏に向かって反発上昇し始めるだろう。エリオット波動的には(週足レベルでは)4波のなかのa波が昨年2/2に終了、上昇b波も7/10に終了、下降c波がスタートしている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

テクニカル的には143.36円付近にあるサポートラインにはサポートされて、短期的には上昇していくかと思っている。

レジスタンスはいくつかあるが、一度少し抜けてその後上昇が失敗になったトレンドラインの延長線。このラインを再度抜いてサポートラインにならない限りは上がったところを売りのほうがメインシナリオとなりそうだ。

ただオシレーターのRSIも下がったところで20以下になってきていないが、上昇したところも80以上にはなっていないので、しばらくはレンジになるかもしれない。

▽米ドル/円 4時間足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。