2025年9月でバットやグラブなどの野球用品の販売を終了することが明らかになったアシックスの株価が8月30日、年初来最高値を更新した。スパイクなどの販売は継続するものの、収益性が低い野球用品から撤退し、ランニングシューズやテニスシューズなどに注力する。
アシックスの8月30日の株価は、前日の終値2,740円から4.95%の上昇となる135円高の2,875円で取り引きを終了し、年初来最高値を更新した。出来高は1201万800株だった。
アシックスは今期、通期での売上高を6600億円と予想しているが、コロナ禍だった2020年度から4期連続の増収となりそうだ。3288億円だった2020年12月期の売上高は、4年で2倍超となる見込みだ。