テクニカル分析(ランド/円)

3σ下限からかろうじて中位上抜く

 日足、3σ下限から中位へ反発、そこからもみ合う、かろうじて中位を上抜く。雲の下。8月29日-30日の上昇ラインがサポート。8月20日-30日の下降ラインが上値抵抗。5日線、20日線上向き。
 週足、8月5日週の長い下ヒゲで反発。8月5日週-26日週の上昇ラインがサポート。8月18日週-26日週の下降ラインが上値抵抗。5週線下向き、20週線上向き。
月足、7月は大陰線も、8月は長い下ヒゲで反発。雲に入らず。ボリバン上位。23年6月-24年8月の上昇ラインがサポート。7月-8月の下降ラインが上値抵抗。5か月線、20か月線上向き。
年足、2023年は円とデッドヒートを繰り返しほぼ同位の10位。今年は円を引き離す。21年-23年の上昇ラインがサポート。08年-22年の下降ラインを上抜く。

南アランド見通し
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

喜望峰

南ア、経済力を強化する改革を推進=中銀総裁

前述のラモラ外相と似た内容も含むが、南ア中銀のクガニャゴ総裁は、経済力の強化につながる改革を本格的に推進していると説明、長期にわたる電力危機が解消されれば、他セクターの成長を促進できるとの見方を示した。
中銀はこれまで、低調にとどまっている経済成長率を引き上げるには、エネルギーや貨物鉄道といった分野の構造改革が必要だと繰り返し訴えてきた。成長率は今年と来年、1%程度と予想されている。
クガニャゴ総裁は「南アは困難な環境にもかかわらず、改革の実行に真剣に取り組んでいる」と述べ、ここ数年で初めて停電が5カ月連続で皆無だったことを高く評価した。
その上で、政府が他の構造的な問題に対処すれば、成長率は3.5%にまで高まる可能性があると話した。
ただ、物流部門の問題は解消されていないと指摘。多額の債務を抱える国営鉄道・港湾会社トランスネットは、機材の不足と設備の保守・点検の滞りにより、効率的な貨物鉄道と港湾サービスを提供で苦戦している。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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