FX「さあメキシコ第二戦！司法改革案が成立、ペソと株が上昇。これから本番、政府の反論は？」メキシコペソ見通し

テクニカル分析

昨日は最強通貨。日足、週足、月足のボリバン2σ下限で底打てるか

　日足、ボリバン中位を上抜けず2σ下限まで下落。雲の下。9月11日-12日の上昇ラインがサポート。9月2日-12日の下降ラインが上値抵抗。5日線上向く、20日線下向き。
　週足、3週連続陰線、今週はここまで4週ぶりの陽線へ向っている。6.99と年初来安値更新、雲の下。8月19日週-９月2日週の下降ラインが上値抵抗。5週線、20週線下向き。
　月足、3か月連続陰線、9月も陰線スタート。ボリバン2σ下限。22年3月-24年8月の上昇ラインがサポート。24年6月-7月の下降ラインが上値抵抗。　
年足、23年で3年連続陽線。ただ今年7月は日銀介入もあり年足が陰転。。22年-23年の上昇ラインがサポート。年足陰転すれば4年振り。

(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

VAMOS MEXICO

メキシコ、第2四半期に2021年以来最大のポートフォリオ投資流出を経験

メキシコ中銀によると、2024年2Qには総額82億3,300万ドルの「ホットマネー」がメキシコから流出した。
　これは中銀の国際収支データによるもので、一定期間におけるメキシコと世界の他の国々との間のすべての取引を記録している。
　今年2Qに記録された投資流出は、144億7600万ドルが国外に流出した2021年10～12月期以来、四半期としては最大となった。
　2024年上半期を合計すると、純ポートフォリオ投資流出額は4億1,400万ドルに相当する。上半期に資本流出が記録されるのは、2019年の56億2,500万ドル以来初めて。