2024年7月期決算で営業利益が半減したアクシージアの株価が20%下落し、一時ストップ安に
アクシージアが2023年5月に出店した中国の大型免税店「拱北口岸进境免税店」(画像=「セブツー」より引用)

9月13日に2024年7月期の通期決算を発表したアクシージアの株価が、三連休明けの17日に一時ストップ安となった。決算発表日の終値が731円だったアクシージアの株価は、17日に取引が開始されると20.52%下落し581円まで値を下げた。

アクシージアの2024年7月期の通期決算は、売上高は121億9200万円(前年比7.5%増)、営業利益は9億1800万円(同51.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は7億9400万円(同40.3%減)と、売上高は過去最高を更新したものの、中国でのインフルエンサーに支払う広告宣伝費と支払手数料が増加したことなどから、営業利益は前年からほぼ半減し、最終利益も4割減となった。

アクシージアの2024年7月期の連結業績予想は、売上高は154億1700万円(前年比26.4%増)、営業利益は9億4100万円(同2.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は6億3600万円(同19.8%減)を見込んでおり、中国でのシェア奪回と第3のマーケットでの事業基盤の確立を目指していくとしている。