「ボタニスト」や「ヨル」のI-neが資本金を約33億円から5000万円に減資
(画像=「セブツー」より引用)

ボタニカルブランド「ボタニスト(BOTANIST)」や「ヨル(YOLU)」などを手掛けるI-ne(アイエヌイー)は9月20日、資本金を現在の約33億円から5000万円に減らすと発表した。11月22日に開催予定の臨時株主総会での承認を経て、減資となる。資本金の減少分は、全額を資本余剰金に振り替える。

I-neが8月9日に発表した2024年12月期の中間期決算は、売上高は203億1100万円(前年同期比4.1%増)、営業利益は20億3400万円(同6.0%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は12億4100万円(同58.8%減)と増収減益だった。

資本金を1億円以下に減資することで中小企業の扱いとなり、税法上のメリットが得られる。I-neは、減資の目的として、資本政策の柔軟性と機動性を確保することで、成長戦略をより強力に推進するためとしている。