テクニカル分析

3σ上限から伸び悩む。月足は5か月ぶり陽線へチャレンジだが

 日足、3σ上限から伸び悩む。雲の中で中位まで下落。9月30日-10月17日の上昇ラインがサポート。10月14日-15日の下降ラインが上値抵抗。5日線下向く、20日線上向き。
週足、ボリバン2σ下限から反発も中位に届かず、まだ雲の下。9月9日週-30日週の上昇ラインがサポート。7月8日週-15日週の下降ラインが上値抵抗。5週線上向く、20週線下向き。 
月足、4か月連続陰線。ただ10月は8月-9月の下降ラインを上抜いて陽線スタート。ボリバン2σ下限からは反発。22年3月-24年9月の上昇ラインがサポート。24年6月-7月の下降ラインが上値抵抗。 
年足、23年で3年連続陽線。ただ今年7月は日銀介入もあり年足が陰転。22年-23年の上昇ラインがサポート。年足陰転すれば4年振り。

メキシコペソ見通し
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

VAMOS MEXICO

IMFも成長見通し下方修正。メキシコ中銀、OECD、世銀に続く

 IMF、メキシコの国内総生産(GDP)伸び率が2024年は前年比1.5%上昇、25年に1.3%上昇に減速するとの見通しを発表した。
生産能力の制約が要因。IMFは金融政策の運営姿勢が引き締め状態にあることも一因として挙げたが、メキシコ中銀は9月に追加利下げに踏み切ったばかりで、政策金利の一段の引き下げは可能との構えを示している。
インフレ率予想については、中銀目標の3%に近づくとの見方を示したものの、「インフレリスクは引き続き上昇傾向にある」と指摘。
またメキシコの成長減速見通しの要因として、米経済成長率が予想を下回ることや、世界的なリスク回避の高まりを挙げた。
さらに、最高裁判事の公選制を含む最近の司法制度改革による予期せぬ影響にも言及し、「契約執行の有効性と法の支配の予測可能性について重大な不確実性が生じている」と指摘した。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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