テクニカル分析(トルコリラ/円)

日銀円買い介入以来、雲の上に出る。ボリバン上位

日足、雲の上に出る。ボリバン上位。9月30日-10月21日の上昇ラインがサポート。8月16日-10月21日の下降ラインが上値抵抗。5日線、20日線上向き。
週足、3週連続陽線。今週も陽線スタート。まだボリバン2σ下位。8月26日週-9月30日週の上昇ラインがサポート。7月8日週-10月14日週の下降ラインを上抜くか。5週線上向く、20週線下向き。
月足、2σ下位で推移。8月の月足の下ヒゲは長かったが9月の相場に影響せず。10月は陽線スタート。8月-9月の上昇ラインがサポート。8月-9月の下降ラインを上抜く。
年足、9年連続陰線。その間52円から4円台へ沈む。再び円との熾烈な最下位争いをしていたが7月の大規模円買い介入もあり円に抜かれた。

トルコリラ見通し
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

メルハバ

イスラム教指導者ギュレン師が死去

エルドアン大統領が強権ぶりを強めたのは2016年のクーデター未遂事件からだ。エルドアン大統領や政府は クーデターの首謀者を米国に亡命しているイスラム教指導者フェトフッラー・ギュレン師としている(ギュレン師は否定)。そのギュレン氏が米国で死去した。83歳。
ギュレン師は国内外でイスラム運動を展開し、一時はエルドアン大統領の盟友とされたが、その後決裂して1999年から米国に亡命生活を送っていた。
トルコのフィダン外相はギュレン師の死亡を確認した上で、「闇の組織」のリーダーだったと指摘。今後も同組織と戦い続けるとし「テロリズムと戦うわが国の決意は続く。彼の死のニュースを受けて、われわれが油断することは決してない」と述べた。
ギュレン師の死亡を受けて、ここまで弾圧されてきた反政府グループの反発もあるかもしれない。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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