テクニカル分析
中位から再び反発
日足、3σ上限から伸び悩むも中位から反発。10月21日-23日の上昇ラインがサポート。10月14日-24日の下降ラインが上値抵抗。5日線、20日線上向き。
週足、ボリバン2σ下限から反発も中位に届かず、まだ雲の下。9月9日週-30日週の上昇ラインがサポート。7月8日週-15日週の下降ラインが上値抵抗。5週線上向く、20週線下向き。
月足、4か月連続陰線。ただ10月は8月-9月の下降ラインを上抜いて陽線スタート。ボリバン2σ下限からは反発。22年3月-24年9月の上昇ラインがサポート。24年6月-7月の下降ラインが上値抵抗。
年足、23年で3年連続陽線。ただ今年7月は日銀介入もあり年足が陰転。22年-23年の上昇ラインがサポート。年足陰転すれば4年振り。
VAMOS MEXICO
世界の大富豪カルロス・スリム氏は、シャインバウム大統領の計画がメキシコへの投資を促進すると語る
メキシコの大富豪カルロス・スリム氏とシェインバウム大統領が会談を行った。
スリム氏は「メキシコ経済は現在減速しているが、今後数年間について楽観的だ」と見通しを示した。
スリム氏はテルセル、テルメックス、サンボーンズ、カルソ・インフラストラクチャー・アンド・コンストラクションなどの企業のオーナーである。現在世界で19番目に裕福な人物である。スリム氏は、メキシコと米国の半導体提携などの共同イニシアチブに言及して、「米国とより重要な取り組みを始める際、メキシコ経済は大きな力を持っている」と述べた。
今後数年間でメキシコに「多くの民間投資」が行われるだろうと述べ、2025年は「多くの」新しいプロジェクトが開始されるため「非常に重要な」年になると主張した。
スリム氏は、自社がいくつかのプロジェクトで政府と協力すると述べたが、それがどのプロジェクトかは明らかにしなかった。シャインバウム氏が計画する新しい鉄道プロジェクトの建設に貢献するかどうかとの質問に対しては、まだ分からないと答えた。
スリム氏は2022年後半、米国が中国製品への依存を減らすことで、メキシコ経済が今後数年間で活況を呈すると予測した。同時に、メキシコの製造能力への投資増加により、年間6%以上の経済成長が促進され、2023年に記録された経済成長のほぼ2倍になる可能性があると述べた。