31日(木)の株・債券・商品市場
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ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)
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人気通貨ペア 本日の予想レンジ
ドル/円の見通し:ドル売りを誘発するイベントにはなりにくい
昨日のドル/円は植田日銀総裁の発言を受けて一時151円台へと下落した。植田総裁は金融政策決定会合後の会見で、8月以降たびたび使用している「時間的な余裕がある」との表現について、今後は使わないと表明。追加利上げへの距離感が縮まったとの見方から円を買い戻す動きが出ると欧州市場で152円台を割り込んだ。NY市場に入り153円台を回復する場面もあったが、月末のロンドン・フィキシングに向けたドル売りや米長期金利の低下を背景に151.83円前後まで下値を拡大。終値は前日比で約1円40銭(0.9%)ドル安・円高の152.00円前後だった。
本日は米10月雇用統計が発表される。南東部を襲った大型ハリケーンや、大手航空機メーカーのストライキの影響で10月の非農業部門雇用者数は10.0万人増にとどまると予想されている。もっとも、特殊要因による一時的な雇用情勢の悪化は米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げを巡る判断には大きく影響しないと考えられる。さらに、今回の米10月雇用統計には特殊要因の影響で「弱くて当たり前」というバイアスがかかっていることから、ドル売りを誘発するイベントにはなりにくいだろう。雇用統計の発表後は、来週5日に迫った米大統領選に関心が移ることになりそうだ。
注目の経済指標:米雇用統計
注目のイベント:特になし
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1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
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