「東京ガールズコレクション」を運営するW TOKYOが1億8000万円を上限に自己株式を取得へ
(画像=「セブツー」より引用)

「東京ガールズコレクション」を企画・制作するW TOKYOは11月14日に取締役会を開催し、1億8000万円を上限に自己株式を取得することを決定した。8万2500株を上限に取得し、取得期間は2024年11月15日から2025年3月31日まで。自己株式を除く発行済株式総数に対する割合は3.05%。資本効率の向上を通じた株主利益の向上と機動的な資本政策を遂行するためとしている。

また、W TOKYOは同日、2025年6月期の第1四半期決算を発表した。売上高は13億900万円(前年同期比15.3%)、営業利益は2億3300万円(同19.5%減)、四半期純利益は1億4600万円(同21.0%減)と増収減益だった。

9月にマイナビの協賛で「東京ガールズコレクション」を開催し、協賛金の単価は下落したものの協賛枠と来場者チケットは完売、これにより売上高は前年同期から20.9%増の10億2100万円だった。また、福井県鯖江市や宮城県仙台市など、地方自治体に対するプロデュースやプロモーション領域は、前年同期から1.9%減の2億6800万円だった。

2025年6月期の通期業績予想は、売上高は41億9200万円(前年比5.9%増)、営業利益は5億5700万円(同9.7%増)、当期純利益は3億5800万円(同9.5%増)としている。