存在感のあるデザインと広々した車内空間が特徴のノア。ファミリー層を中心に、人気の高い車です。7人から8人が乗れる中型車のノアは、維持費も少し高め。車検費用もそれなりにかかります。ただし、ハイブリッド車はエコカー減税100%! 対象になれば、費用はぐっと押さえられます。今回は、ノアの車検費用と内訳をまとめました。お得に車検を受けるためのポイントについても解説しますので、ぜひチェックしてくださいね!

ノアの車検費用相場

車検費用 内訳
65,250円~80,850円※ 基本料 13,000円~28,600円
法定費用 自賠責保険料 17,650円(24か月)
重量税 32,800円
印紙代 1,800円

※車検基本料の相場は大手車検業者(マッハ車検、ホリデー車検、らくらく車検、コバック車検、車検の速太郎、アップル車検)の車検基本料金より算出

※別途整備料金がかかる場合があります

Rakuten
楽天Car車検 (旧 楽天車検)

楽天Car車検
(画像=「Car Me」より引用)

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ノアの年式・グレード・モデル別の車検費用相場

トヨタ ノア
(画像=「Car Me」より引用)

一般的に、車検費用は年式やグレード・モデルで大きく変化します。重量や登録期間が違うと、重量税額が変わるからです。

現行モデルのノアはいずれも1.5tから2tの区分に収まります。重量税では、主に年式による金額の違いを確認しましょう。また、エコカー減税となるかどうかも重要です。

重量税ごとの車検費用の相場と、エコカー減税の対象となるモデルをまとめました。

ノアの年式別の車検費用相場

年式別の車検費用の目安は、以下のとおりです。

車検費用相場
合計 車検基本料金 法定費用
13年まで 65,250円~80.850円 13,000円~28,600円 52,250円
13年超 78,050円~93,650円 13,000円~28,600円 65,050円
18年超 82,850円~98,450円 13,000円~28,600円 69,850円

※別途整備料金がかかります

~重量税は車の重さによって金額の変わる税金ですが、登録から13年・18年を超えた車は税額が上がります。長く乗った車ほど劣化も激しく、安全上の危険が大きくなるためです。

ノアの重量税の推移は、以下のとおりです。

登録期間 重量税額
13年未満 32,800円
13年から18年 45,600円
18年以上 50,400円

年式が古い車は、燃費が落ち、整備費用等も増加します。また、日常的な維持コストも高くなっていきます。「古い車は維持費がかかる」と言われるのは、こうした事情によるのです。

ノアのグレード・モデル別の車検費用相場

ノアでは、以下のモデル・グレードがエコカー減税の対象です。

  • S-Z(ハイブリッド車・7人乗り)2WD
  • S-Z(ハイブリッド車・7人乗り・E-Four)4WD
  • S-G(ハイブリッド車・7人乗り)2WD
  • S-G(ハイブリッド車・7人乗り・E-Four)4WD
  • S-G(ハイブリッド車・8人乗り)2WD
  • Z(ハイブリッド車・7人乗り)2WD
  • Z(ハイブリッド車・7人乗り・E-Four)4WD
  • G(ハイブリッド車・7人乗り)2WD
  • G(ハイブリッド車・7人乗り・E-Four)4WD
  • G(ハイブリッド車・8人乗り)2WD
  • X(ハイブリッド車・7人乗り)2WD
  • X(ハイブリッド車・7人乗り・E-Four)4WD
  • X(ハイブリッド車・8人乗り)

いずれも減税率は100%です。減税後の重量税は「0円」になります

車検費用の目安は、以下のとおりです。

車検費用 車検基本料金 法定費用
エコカー減税車 32,450円~48,050円 13,000円~28,600円  19,450円
対象外 65,250円~80,850円  13,000円~28,600円 52,250円

ノアの車検費用の内訳とは?

ノアの車検費用相場
(画像=「Car Me」より引用)

車検費用は、主に「基本料金(検査代行料)」「自賠責保険料」「法定費用」「印紙代」「整備料金」の5つです。

基本料金は業者によって異なりますが、法定費用は車種や年式で定められています。費用を安く抑えたいときは、基本料金を比較してみましょう。

なお、整備料金は、車の状態によっても大きく変わります。こまめにメンテナンスしていると、車検時の整備費が安く済みますよ。

ここでは、車検に必要な費用の内訳を見ていきましょう。

車検基本料金

車検基本料金は、主に以下の項目から成り立ちます。

  • 車検点検料
  • 検査料
  • 車検代行手数料
  • 人件費
  • その他(代車料等)
この金額は業者によってさまざまです。特に古い車両や走行距離の長い車は点検項目が増えるため、基本料金も高めに設定されています。

また、車種によっても基本料金は変動します。一般的に軽自動車は安価ですが、大型車や高級車は高額になります。ノアは中型車に分類されるため、基本料金はやや高めです。

ただし基本料金の違いは、単純な金額の高低だけでは判断できません。各業者が提供するサービス内容の違いも反映されるからです。

見積もりを比較する際は、点検・検査の内容やサービスもしっかり確認しましょう

法定費用:自賠責保険料

自賠責保険は、交通事故で他人を死傷させた場合の賠償責任を補償する保険です。車を登録する際、必ず加入する強制保険になっています。

保険料金は、主に車種や使用目的によって定められています。軽自動車が最も安く、普通自動車、大型車の順に高くなる仕組みです。

また、自家用車よりも商業用車両のほうが保険料は高額になります。これは、一般的に商業用車両は走行距離が長く、事故リスクが高いと見なされるためです。

ノアは自家用乗用車ですので、自賠責保険もそれほど高くありません。自賠責保険額は、保険期間によって変動します。

自家用乗用車の場合、保険期間は1カ月から37カ月の間で選択可能です。保険期間が長いほど、ひと月当たりの金額は安くなります。

本土の場合、保険料は1カ月では5,740円、37カ月なら24,190円です。

法定費用:重量税

重量税は、車両の重量に基づいて課税されます。車両が重いほど、税額は高くなる仕組みです。

また前述のように、重量税は13年目と18年目に増額があります。

法定費用:印紙代

印紙代とは、車検証に貼付する収入印紙の費用です。指定工場以外で車検を受ける場合には、別途証紙代が加算されます

これらの費用は、車検証発行に対する手数料です。車種や、新規か継続かによっても金額が異なります。

整備料金

基本料金のうち、整備料金は、最も変動が大きい部分です。金額には、主に以下の要因が影響します。

  • 車体の状態
  • 車の年式
  • 走行距離
  • 整備を行う場所
  • 部品交換の必要性

定期的なメンテナンスを行っている車は比較的低コストで済みます。一方で、整備不良や長期間メンテナンスを怠った車は高額になる傾向です。また、距離が長い車や古い車ほど部品の劣化が進み、交換が必要な部品が多くなります。

特にブレーキパッドやタイヤなどは、走行距離に応じて交換時期が早まります。劣化したパーツは、定期的に交換しなくてはなりません。安全な走行のためにも、古い車の場合は、ある程度整備費が必要になるものとして計算しておくとよいでしょう。

また、専門店やガソリンスタンドでの車検は比較的安価ですが、使用する部品や整備の内容は簡易的になる傾向があります。ディーラーの車検は高額ですが、純正部品を使用し、メーカー指定の整備を受けられるのがメリットです。車の状態が不安な場合は専門メーカーのディーラーに車検を依頼し、余裕を持って費用を用意しておくと良いでしょう。

安全性と走行性能を維持するためにも、適切な整備は不可欠です。コストを抑えつつ、車の状態を最適に保つバランスを取ってくださいね。

車検費用を安く抑える方法

トヨタ・3代目ノア
(画像=「Car Me」より引用)

車の維持費のなかで、車検は大きな出費のひとつです。定期的に支払わねばならないお金だからこそ、少しでも安く、お得なサービスを選びたいですよね。

車検費用を抑えるには、業者の選び方が大切です。ここではお得に車検を受けるための2つのポイントを見ていきましょう。

楽天Car車検などポータルサイトで複数の業者を比較する

車検費用を節約するためには、まず適切な価格の把握が欠かせません。一般的には複数の業者から見積もりを取得して比較検討する必要がありますが、手間のかかるプロセスを簡略化してくれるのが、楽天Car車検などのポータルサイトです。

ポータルサイトでは、多数の車検業者の中から自分のニーズに合った選択肢を探し、一度に見積もりを依頼することができます。料金や整備内容などの条件で業者を絞り込んだり、実際の利用者によるレビューを参照したりすることもできるので、効率的な比較検討が可能です。

さらにポータルサイトは、24時間いつでも利用可能なところもポイント。忙しい日常の中でも、空き時間を使って車検の準備を進めることができます。スマートフォンからも簡単にアクセスでき、効率的に最適な車検業者を探すことができるのが魅力です。

車検チェーン・ガソリンスタンド車検を利用する

より安価な車検を希望するなら、車検チェーンやガソリンスタンド車検がオススメです。短時間で車検が受けられるのもメリットのひとつで、その日のうちに車を受け取れるサービスもあります。

ディーラー車検は比較的高額ですが、メーカーの専門技術者による高品質な点検や、純正部品の使用が魅力です。特に車両の状態に不安がある場合は、ディーラーでの綿密な点検がオススメです。

一方定期的にメンテナンスを行っているケースでは、車検チェーンやガソリンスタンドでの車検でも良いかもしれません。車両の状態や予算に応じて、最適な車検方法を選択することが大切です。

それぞれの車検費用の目安は、以下のとおりです。

車検の種類 費用の目安
ディーラー車検 110,000円~160,000円
車検チェーン 80,000円~120,000円
ガソリンスタンド車検 70,000円~100,000円

ノアの車検費用が高いと感じたら買い替えも検討してみては

トヨタ・3代目ノア
(画像=「Car Me」より引用)

「ベルランゴの車検費用って、思ったより高いな」と感じたら、買い替えのタイミングかもしれません。

重量税は、13年・18年のタイミングで増額となります。また、整備費もかさんでいきます。

新しい車両に買い替えると、メンテナンスや車検の費用を抑えられるだけでなく、燃費性能の向上や最新の安全機能を享受できることもメリットです。

買い替えを検討する際は、MOTA車買取の利用がオススメです。MOTA車買取では、複数の業者の買い取り価格を、簡単に一括比較できます。査定価格に納得できなければ、売らなくてもOKです。

ネットで手軽に愛車の価格をチェックできるMOTA車買取を、ぜひ活用してくださいね!

ノアの車検費用相場のまとめ

トヨタ ノア
(画像=「Car Me」より引用)

車検費用は基本料金、法定費用、整備料金の3つで構成されています。このうち法定費用は、車種や年式によってあらかじめ定められた金額です。

なお、重量税は13年、18年のタイミングで増額があります。古い車は維持費も高くなっていくので、この機会に買い替えを検討するのもよさそうです。なお、エコカー減税の対象車は重量税の軽減が受けられます。

また、走行距離が伸びる整備費用が高額になることがあります。オーナーの要望による部品交換なども、別途費用が必要です。

車検費用を抑えるためには、楽天Car車検などのポータルサイトを活用しましょう。複数の業者を簡単に比較でき、自分のニーズに合った業者を見つけることができます。買い替えの際には、MOTA車買取の利用が便利です。

大切な愛車を長く安全に乗り続けるために、各サービスをじっくり比較し、納得のいく車検業者を選びましょう。