テクニカル分析(人民元/円)

11月は21円台で安定

日足、狭いボリバン2σの上位。雲の上。11月19日-20日の上昇ラインがサポート。11月15日-20日の下降ラインが上値抵抗。5日線下向、20日線上向き。
 週足、ボリバン2σ下限から雲の上まで急騰し小康。10月14日週-21日週の上昇ラインがサポート。7月8日週-11月11日週の下降ラインが上値抵抗。ボリバン上位。5週線上向き20週線を上抜く。 
月足、ボリバン下位から上位へ反発。8月、9月は下ヒゲ長く10月は反発、11月も陽線スタート。9月-10月の上昇ラインがサポート。7月-10月の下降ラインを上抜く。5か月線下向き、20か月線は上向き。
 年足、4年連続陽線。22年-23年の上昇ラインがサポート。一時1993年以来の22円台のせも円買い介入で19円台へ下落。一時陰転も現在は陽転21円台。

人民元見通し
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

チーファンラマ

多国間主義の旗手演出、G20で積極外交の習国家主席

習近平国家主席は、ブラジル・リオデジャネイロで開幕したG20サミットに出席し、積極的な首脳外交を繰り広げた。「米国第一」を掲げるトランプ次期米大統領に対する各国の懸念を踏まえ、多国間主義と自由貿易の「旗手」としての中国の演出に努めた。

習氏は「G20は真の多国間主義を堅持すべきだ」「中国は常にグローバルサウス(新興・途上国)の一員であり、信頼できる長期的パートナーだ」「保護主義に走ってはいけない」
と強調した。 
同盟軽視の言動が目立つトランプ氏は大統領選で、中国だけでなく全ての国からの輸入品に追加関税を課すと主張。各国が身構える中、習氏には「分断への反対」を唱えることで国際社会を引き付け、中国の影響力を拡大する思惑がある。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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